つび • (tsubi)
- 女性生殖器;陰道
- 931–938,源順,和名類聚抄(卷 2,頁 46)
- 玉門 房内經云玉門、女陰名也、按謂女陰爲玉門、見外臺秘要引素女經及病源候論婦人帶下候、楊氏漢語抄云、尿、通鼻今案俗人或曰朱門並未詳
- c. 1177-1188年,色葉字類抄
- 陰 ツヒ 玉茎玉門等之通称 尿 開 玉門 朱門 玉泉
- 1254年,古今著聞集(第16卷,第544話)
- 彼女がつかひける物の中に、つくしの女ありけり。[...] 「其つくしの女、われにあはせ給へ。たえがたくゆかしき事侍り」といへば、妻のことふるやう、 「[...] 何事の床敷てかくはのたまふぞ」といへば、盛廣、「いまだしりたまはぬか。つびはつくしつびとて、第一の物といふなり。」
- 1603–1604,《日葡辞書》 (第621頁)
- Tçubi. ツビ (開) 女子の陰部。卑語。
- 1775年,物類稱呼(第30頁)
- 陰 へへ つび 奥羽及越路又尾張邊にて べべといふ 關西關東ともにべゞといふは小兒の衣服の事なり 下總にてそゝといふ 此外男女の陰名國々異名多し 略す 江戸にて物のそゝけたつなどいふ詞有 和泉及遠江邊にてはぼゞけたつと云。江戸にてはさはいはれぬことばなり